女性社員座談会
Women’s Talk
キャリアもライフも諦めない!
自立した女性がたくさん活躍中。
若手からベテラン、さまざまな部署の女性社員に
ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みを行う
阪急阪神不動産のリアルな実態を聞いてきました。
(※所属部署・職務は取材当時)
- 宅地戸建事業部 近畿圏グループ
事業推進担当 課長 - 生活科学部卒 | 2006年入社
快適な住まいや暮らし方の提案をするうえで、男性と女性どちらの意見も入れることでより魅力的な商品を開発できると思います。
- マンション事業部 販売グループ
企画担当 課長補佐 - 生命環境学部卒 | 2014年入社
当社の業務において今まで性差を感じたことはありません。一人ひとりの社員が能力を発揮できる制度が充実しています。
- 住宅事業企画部 企画グループ
商品企画担当
兼 住宅DX推進担当 - 文化構想学部卒 | 2017年入社
管理職の女性や育児中の先輩など、ロールモデルとなる女性社員がたくさんいるのでキャリアを描きやすいです。
- 住宅事業企画部
本部統括グループ - 経済学部卒 | 2018年入社
産休・育休・時短勤務制度が整っており復帰率は100%。男女ともに長く安心して働き続けられる環境です。
- マンション事業部
販売グループ 販売担当 - 生活環境学部卒 | 2020年入社
同期の半数が女性で、活躍が期待されているのも感じます。
性別や年齢関係なくチャレンジできる環境があるのは魅力ですね。
阪急阪神不動産を選んだ理由を教えてください。
女性が活躍できる環境もポイントになりましたか?
大学で建築やデザインを専攻していたので、その知識を活かしたいと思っていました。また、長く働き続けられる環境があるかどうか。当社には様々な部署があり、入社してからも自分のやりたい仕事を見つけやすいと思ったこと、育休制度などが充実していることからキャリアプランを描きやすいと感じ、設計営業職も検討していましたが、最終的にこちらを選びました。
私は不動産や建設業界を中心に就活するなか、特に関西の街づくりに携わりたいと考えていました。そのなかで、建物をつくるだけでなく沿線に住む人にも還元できるような街づくりをしている阪急阪神グループの考え方に共感。また、結婚・出産など将来どんなライフスタイルを選んでも働き続けられる環境が整っていることも決め手のひとつでしたね。
私は経済学部出身ですが、デベロッパーに勤める先輩から「デベロッパーは多くの人にプラスの影響を与えられる仕事だよ」と聞いて興味が湧きました。そこで当社のインターンシップや説明会に参加したところ、文系出身者も女性も同じように活躍しているのを見て、「ここでぜひ働きたい!」という気持ちが強くなりました。
日々の業務のなかで、「女性だから」という観点で
有利・不利を感じたことはありますか?
性差によってのメリットやデメリットを日常業務の中で感じることは特にありません。最近のほんの一例ですが、戸建のフローリングや建具、クロス等のカラーパターンを決めたとき、「女性の意見も聞きたい」と男性の担当から声がかかり、途中から私含めて3人の女性社員もパターン選びに加わりました。お客様も男性・女性いらっしゃいますから、両方の目線から企画することが大事だと思いますね。
そうですね。私は暮らしをもっと快適に便利にしたいという声に寄り添えるように〈ジオフィット プラス〉の商品企画担当として、お客様へアンケートを採ることがあります。その際、男性と女性のお客様では、出てくる意見が違うことも。だから、両方の意見を汲み取ることがより良い住まいづくりに反映されるのではないかと思います。いただいたお声を元にメーカーさんと共同で収納や設備などを企画開発することもあり、最近では、産休・育休を経て復帰した女性社員と育児中の男性社員が中心となって、ランドセル置き場の提案なども行っています。
似たようなお話ですが、マンションギャラリーをつくる際、男性所長と女性所長がつくられたギャラリーでは気を遣っているポイントが違いますね。女性所長がつくられたギャラリーにはお手洗いにアメニティが置かれていたり、商談スペースにカバン置きがあったりと、より細やかな気遣いが感じられます。またギャラリーに授乳室を設けるといった際も、男性社員や育児経験のない社員だけでは何が必要かわからないので、多様な目線からつくることが大切だと思います。
私もこれまで特に仕事上「女性だから」を意識したことはないですね。ただ今いるのは女性社員が多い部署なので、時短勤務の人や在宅勤務の人もいて働き方はいろいろ。こうした柔軟な働き方ができるのは女性に限らず、誰にとっても魅力的な環境ですよね。
以前いた販売グループでは水木が休日、土日は出勤だったので、子育て中の方はお子さんのイベントがある時などイレギュラーで休日を変更されていました。でも今の部署では土日が休み。育児と仕事を両立されている方も多いので、「将来は自分もこんなふうに働けるんだろうな」というイメージがしやすいです。
デベロッパー業界は男性が多いと思われがちですが
実際、阪急阪神不動産はどうですか?
私が入社した2006年は、新入社員4名のうち女性は私1人だけでした。でも現在は20名ほど入社する新入社員の半分程度が女性。今私がいる部署は多くが男性ですが、会社全体での女性の比率は上がっていると感じます。女性が活躍しているフィールドもどんどん広がっているのではないでしょうか。
昔は女性社員の数が少なかったこともあって、管理職の女性はまだ少ないのが現状です。でも今は結婚や出産で退職される女性社員はいませんし、働き続ける女性が増えることで女性の管理職も今後ますます増えていくのではないでしょうか。
私は学生時代、女性の先輩がデベロッパーに入社して「女性が多く活躍している」と聞き、男性が多い印象のデベロッパー業界のイメージが払拭されました。実際、現在所属する住宅事業企画部は女性の部長をはじめ、女性社員の多い部署です。女性だからできない業務があると感じたこともないですし、女性だから昇格・昇進が遅れることもないと感じています。
本当にそう思います。課長補佐昇進は年次に応じて試験を受けて合格したらできるので、そこに男女差はありません。海外でバリバリ働かれている女性の先輩や、初の執行役員になられた女性部長もいらっしゃって、非常に尊敬しています。
ただ女性の場合、ライフステージが変わって産休・育休、時短勤務といった働き方になった時に、昇格・昇進のスピードが少し遅れることはあるかもしれません。当社の場合は女性社員のロールモデルも多いので、いろいろ相談しやすい環境があるのは嬉しいですね。
柔軟な働き方ができるサポート制度など
阪急阪神不動産の魅力を教えてください。
女性が長く社会で活躍し続けるためには、出産・育児といったライフイベントとキャリア形成の両立ができる環境が大切だと思います。当社では産休・育休・時短勤務制度が整っていて、出産後も活躍されている方がほとんど。一人ひとりのキャリア&ライフプランに合わせて働けるのが魅力ですね。
確かに当社の場合、女性だけでなく誰もが働きやすい環境づくりがなされていると感じます。フレックスタイム制度を活用することで出勤時間・退勤時間を変えられるため自分のペースで働くことができますし、有休の取得率も比較的高いのではないでしょうか。
フレックスタイム制度にコアタイムがないためいつ来て、いつ帰ってもいい自由な働き方ができるのも大きな特色。男性の上司も「明日は子どもの運動会だから休むね」と有休を取られたり、「今日は子どものお迎えがあるから16時に帰るね」とフレックスタイム制度を利用されたりしているので、後輩も気兼ねなく使いやすいですね。
確かにフレックスタイム制度はいいですね。もちろん部署内の人には出社・退社時間をあらかじめ伝えておかないといけませんが、自分のペースで働けるのはとても助かっています。
私が入社した頃にはフレックスタイム制度はなかったので、時代は変わったなと思います(笑)。私も日常的に活用しております。今は昔と比べてより一人ひとりの事情や体調に合わせた働き方ができるようになりました。会社として「健康経営」の重要性も言われていて、社員の心身の健康に配慮されていると感じます。