子育て経験社員
座談会

Childcare talk

育児中の社員はもちろん
誰もが自分らしく働ける環境へ。

子育てと仕事を両立中の社員に
「あって良かった制度」や現在の働き方など
誰もが働きやすい環境について伺いました。

(※所属部署・職務は取材当時)

髙橋
  • 住宅事業企画部 企画グループ
    商品企画担当 課長補佐
  • キャリア採用 | 2004年入社

上は社会人、下は1歳まで、8人の子どもを育てるパパ。
育休取得をきっかけに「パパが抱っこして泣き止む赤ちゃん」を叶えた。

盛永
  • 宅地戸建事業部 近畿圏グループ
    業務統括担当 課長補佐
  • 生活科学研究科修了 | 2007年入社

小学生と保育園児の3人の子どもを育てるママ。
第一子の育休復帰以降、現在も時短勤務を続けている。

山中
  • マンション事業部 販売グループ
    契約担当 課長補佐
  • 文学部卒 | 2009年入社

小学生と保育園児の2人の子どもを育てるママ。
保育園の途中入園ができなかったため、2回とも約1年半の育休を取得。

安井
  • 用地開発部 用地開発グループ
    課長
  • 工学研究科修了 | 2009年入社

小学生から0歳児まで3人の子どもを育てるパパ。
両親に手伝ってもらえる環境があり、育休は3人目の時に5日間だけ取得。

橋本
  • ソリューション推進部
    仲介グループ 買取再販担当
    課長補佐
  • 生活環境学部卒 | 2010年入社

保育園児2人を育てるママ。
所長をしながら育児を両立するため在宅勤務や育児クーポンもうまく活用している。

阪急阪神不動産を選んだ理由を教えてください。
その時、将来の育児のことも考えていましたか?

髙橋 髙橋

関西生まれ・阪急沿線育ちの私は、「阪急」の名がつく企業に勤めることは憧れでもありました。キャリア採用で入ったのですが、「会社に新たな風を吹き込んでほしい」と期待してくださったのが嬉しかったですね。ただ育児に関しては、当時すでに子どもがいたものの妻に任せっぱなしでした。

森永 森永

私は、「ここなら長く働くことができそう」と感じたのが決め手のひとつです。今ほどいろんな制度はありませんでしたが、当時も産休・育休制度はありましたし、出産後に復帰されている女性社員がいたのも安心材料でしたね。

安井 安井

仕事の面では「関西の街の活性化に貢献できる」と考えたのが一番の理由です。また働き方の面では、転勤が少ないことが魅力でした。今は首都圏や海外にも進出していますが、当時は関西を基盤とした会社だったので転勤はほとんどなかったんです。そういう意味では「ずっと関西に住む」という人生設計ありきで入社を決めたと言えます。

子育て経験社員座談会

子育てと仕事を両立するうえで
助かっているサポート制度は何ですか?

髙橋 髙橋

末っ子が産まれた2022年に初めて育休を取得しました。会社から積極的に「男性も育休を取ろう」と支援してくれたのが大きなきっかけです。その時は妻の体力回復を目的に1ヶ月取得。その後、別の子どもが入院する際にも半年間取得しました。妻は病院に付き添い、私は家事や育児を担当することができて非常に助かりましたね。

盛永 盛永

私が助かっているのは何と言ってもフレックスタイム制度です。10年前に第一子を出産した頃はまだ時短勤務者はフレックスタイム制度を利用することができなかったので、就業開始の9時に間に合うよう毎朝バタバタ。でも今はフレックスタイム制度のおかげで9時に間に合わなくても遅刻扱いにならないし、子どもを保育園へ送るのも気持ちの余裕が持てるようになりました。

山中 山中

それと在宅勤務ができるのも大きいですよね。もちろん部署や仕事内容によってはできないところもあり、私のチームも全員できる環境ではありませんが、子育て中の社員は配慮されている部分はあります。そのため、業務が多忙な時期についてはいったん退勤して子どもを迎えに行き、夕食やお風呂などを済ませてから、20時~22時頃を在宅勤務にあてている時期も稀にあります。

橋本 橋本

私も在宅勤務はかなり活用しています。山中さんと同じように、仕事が残っている時はひとまずお迎えに行って寝かしつけをしてから残務を処理しています。また最近は育児クーポン(ベビーシッター派遣事業割引券)を交付してもらえようになったので、夕方に会議があり夫とお迎えの交代ができなかった際は、横でシッターさんに子どもを見てもらいながら私はオンライン会議に参加することもあります。所長という責任あるポジションに就いて頑張ってみようと思えるのも、こうした様々なサポート制度があるおかげ。もしなかったら仕事の幅を自分で制限していたと思います。

子育て経験社員座談会

育児経験が、仕事にも活かされている
と感じることはありますか?

髙橋 髙橋

私はマンションの商品企画担当をしているので、ダイレクトに活かされているなと感じます。例えばキッチンや洗面所のプランを検討する際、今までは女性社員が意見を出すことが多かったのですが、今は家事や育児に関わる男性も増えて、男性目線で住まいのあり方を提案できるようになってきました。私の場合は子どもをおんぶしながらキッチンで料理していた経験から、「この幅では狭い」といった感覚が養われたと思いますね。

橋本 橋本

私も中古マンションの一室を購入してリノベーションする事業に携わっているので、実生活から得たヒントを商品企画に活かしています。ベビーカーや外遊びグッズを置けるよう玄関を広く取ったり、将来的に間仕切れるような可変性のある子供部屋にしたり、リビング学習やテレワークスペースを計画したり。忙しい日々を送るお客様に、楽に快適に自分らしく暮らせる住まいを提供していきたいと思っています。

安井 安井

私は、マンション事業の推進業務に長く携わってきましたが、マンション内に保育所を何度か誘致したことがあります。現在は、マンション用地の仕入れ業務を行っていますが、分譲中(取材当時)のジオタワー大阪十三では保育所だけでなく学童施設の誘致も行いました。自分の住まいの敷地に保育所や学童があれば親御さんも安心ですし、送り迎えも楽ですよね。これは自分自身が子育ての経験から、保育所と学童の必要性を感じたからこそ提案できたものです。

盛永 盛永

私は様々な事情を抱えた社員のサポートをしていきたいと思っています。私自身は3人の子どもを出産し、3回の産休・育休を取りました。子どもが急に熱を出して休んだこともあります。でも周りから何か言われてイヤな思いをしたことはないですし、理解し助けてきてもらったと感謝しています。だから今後はその恩を返せるよう、「困ったときはお互い様だね」と支え合えるチームや会社をつくっていきたいですね。

山中 山中

私も自分が育児を経験して変わったのは、様々な事情を持って働いている人への理解です。育児しながら仕事をすることだけが大変なのではなく、介護をしている人や、持病で通院している人など、みんな様々な事情を抱えながら働いている。そのことを常に意識しながら、誰かが困っている時はお互いに助け合え、チームメート全員が仕事へ邁進できる環境をつくっていこうと思えるようになりました。

子育て経験社員座談会

学生へのメッセージとして
阪急阪神不動産の魅力を教えてください。

盛永 盛永

当社は働きやすい制度がたくさん整っている会社です。その制度を「使う」「使わない」の選択も自由ですし、自分のキャリアを自分で選びとっていけるのが魅力ではないでしょうか。私が入社以来、ここまで働き続けてくることができたのはそれらの制度の活用に加えて周りの理解があったからこそだと思います。

山中 山中

当社の魅力は、本当に“人”だと思います。私が入社を決めたのも、人事や社員の方の優しく朗らかな雰囲気に惹かれたからです。でもどんな社風が自分に合うかどうかは人それぞれ違うので、興味を持ってくれた方はぜひ説明会などで雰囲気を体感してみてください。

安井 安井

当社は比較的、社会の流れに敏感な会社だと思います。フレックスタイム制度や在宅勤務をはじめとした様々な制度もそうですし、今の時代に合った働き方に柔軟に対応していると思います。社員の声もしっかり届いている証拠ですよね。

髙橋 髙橋

子育てと仕事を両立しやすい、多様性を認めてもらえる、フレキシブルな働き方ができる、など今の若い人たちにも「いい会社だ」と思ってもらえるような環境には自信があります。また当社は阪急阪神ホールディングスという鉄道を基盤としたインフラ企業の一員なので、グループ内で資金調達できる安定性も魅力。不動産業界を目指すなら、大きなバックボーンのある会社を選んだほうが、チャレンジできるフィールドもぐんと広がると思いますよ。

橋本 橋本

グループで様々な事業を展開しているので、異業種との協業も挑戦しやすくグループシナジー効果を実感しています。また、もともと阪急阪神沿線の街づくりから発展してきた会社ということもあり、お客様に寄り添う意識が高いことも誇りのひとつです。様々なアイデアを提案しやすく、またそれらを実現できる組織なので、自分らしく活躍したい方には向いている会社だと思います。

子育て経験社員座談会