2025年1月29日
阪急阪神不動産株式会社
株式会社阪急阪神ハウジングサポート
阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区、社長:福井康樹)及び株式会社阪急阪神ハウジングサポート(本社:大阪市北区、社長:曽野泰行)では、今般、「ジオ練馬富士見台(東京都練馬区)」に、マンション管理組合における管理者の役割を管理会社が担う「外部管理者方式(管理会社管理者方式)※(以下、「本方式」という)」を導入し、今後分譲する〈ジオ〉シリーズの新築マンション等に積極的に導入していくことを決定しました。
※管理会社の専門部署の担当者が、管理組合を代表し、建物管理業務を執行する管理者(理事長に相当)に就任する管理方式。
<本方式導入の背景>
近年、マンションの高経年化及び入居者の高齢化による「管理組合の役員のなり手不足」や「管理不全マンションの増加」などが社会的な課題となっています。これらの課題がより一層深刻化することで、今後、マンションの適切な管理・運営が困難となることが予想されています。そこで、これらの課題を解決するべく、本方式の導入を積極的に進めることを決定しました。
これに先立ち、阪急阪神ハウジングサポートでは、昨年10月に、本方式に対応する専門の組織「外部管理者方式推進部」を新設しました。同部をマンション管理の実務を行う部門とは明確に切り分け、また、各管理組合に設置される監事については外部専門家(マンション管理士、弁護士等)を選任することにより、相互に牽制可能な体制としています。なお、管理組合が阪急阪神ハウジングサポートに発注する各種業務において、利益相反取引となり得るものについては、原則として組合員に情報を開示し、総会等において承認をいただくことを想定しています。
<本方式の導入により実現できること>
これまで分譲マンションの管理は区分所有者により構成された理事会が運営することが主流でしたが、本方式では、阪急阪神ハウジングサポートの外部管理者方式推進部担当者が、管理者(理事長に相当)に就任し、区分所有者の理事就任も不要となり、負担軽減に繋がることが期待できます。
また、管理会社が管理者業務を担うことで、専門的な知見に基づいた、適正かつ迅速な業務執行が可能になります。
「ジオ練馬富士見台」の他、現在販売中の「ジオ板橋浮間舟渡」、「ジオ市谷仲之町」、「ジオ横浜大通り公園」、「ジオ阪急川西 The Front」でも本方式の導入を決定しており、共働き世帯やセカンドハウスとしてご入居予定のご契約者さまからは、高評価を頂いており、「忙しいので助かる」「専門家に任せておけるのが安心」との声が寄せられています。
両社では、長年培ってきたマンションの開発・企画力と管理のノウハウを基盤に、本方式の導入により、より便利で円滑なマンション運営を実現し、ご入居者さまの快適な暮らしに貢献してまいります。
また両社では、ご入居者さまの利便性向上のため、昨年10月に実施した、分譲マンションのご入居者さま向けアプリ「geo life support」の新機能として、オンライン手続きサービス"すまいのWeb サポート"の機能追加※をはじめ、今後も引き続き、さまざまな施策を検討・実施してまいります。
※https://www.hhp.co.jp/news/2024/11/000699.html ご参照。
"すまいのWeb サポート"は、「geo life support」と連携して、マンションの各種申請、総会議案書、施設利用の予約、管理組合にて実施するアンケート等がWeb により可能となります。本方式においても、マンションの管理情報が共有され、ご入居者さまはパソコンやスマートフォンから時間や場所を選ばずにご利用いただけるため、利便性が向上します。
【添付資料】参考:ジオ練馬富士見台の概要、その他本方式導入物件の概要