大阪アート&デザイン2024実行委員会
2024年5月22日(水)
周遊型エリアイベント「Osaka Art & Design 2024」の公式サイトをアップデートし、参加プログラムや関連イベントの詳細を公開しました。
https://www.osaka-artanddesign.com/
Osaka Art & Design(以下OADとする)は関西圏のクリエイティブシーンを活性化させることを目指したプロジェクト。本年は5月29日(水)より4週間に渡り、大阪の梅田からなんばまでのメインエリアを縦断し、55箇所のギャラリーやショップを舞台に、約200のコンテンツに及ぶ多様なアートやデザインを展示・販売します。
大阪を代表するラグジュアリーホテル「W大阪」では、新進気鋭のアーティスト・工藤玲のネオン管を用いた作品展「VAPID」を開催し、新たな光の表現に挑みます。阪急うめだ本店では、日本を代表する現代美術家・椿昇がディレクターを務める大規模なコンテンポラリーアートフェア「HANKYU ART FAIR 2024」が開催され、「アートと暮らすことの日常化」をテーマに、80名のアーティストたちがその魅力を展示します。また、AmbientecやEdra、KAREなどのデザインプロダクトが集う「プレイフル・デザイン・マーケット」も展開されます。その他、カッシーナ・イクスシー大阪店では、空間デザイナー・池田励一と黒谷和紙作家・ハタノワタルによる共同インスタレーション「空間の欠片(かけら)」が開催されるなど、各所で個性豊かなクリエイションが展開されます。「Resonance〜共鳴の拡張〜」をテーマに、展示されるプログラムは属性や領域を超えて互いに響き合い、世界にも共鳴を生み出します。
会期中、「かみと祈り -Paper Altar-」展に関連したOAD2024特別企画として、デザイナー・三澤遥と鬼木孝一郎によるトークショー(モデレーター:原田祐馬)を開催や、OAD2024エリア周遊イベント厳選アイテムをゲットできるスタンプラリーの実施。また、「HANKYU ART FAIR2024」にて、ディレクター・椿昇とアートステージ ディレクター・ミヤケマイのコラボトークショーや、関連イベントやワークショップが多数開催されます。
OAD2024は、大阪のクリエイティブな魅力を世界に向けて発信し、人と作品、人と人、作品と作品との出会いや交流を通じて、共鳴やつながりを育んでいくことを目的としています。大阪が誇るクリエイティブシティのさらなる発展を目指して、みなさまのご参加、ご来場を心からお待ちしております。
Programs
VAPID
会期:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:W大阪(船場エリア)
参加クリエイター:工藤玲
ネオンの光を使った作品を制作する新進気鋭のアーティスト、工藤玲。ネオンサインのとりことなり、アメリカとウクライナでネオンの技術を習得した後、ネオンと鉄とアクリルなど様々な素材を組み合わせたアートを発表。懐かしさや妖しさなど様々な表情を見せるネオンを題材に、新たな光の表現を模索している。
そんな工藤による作品展"VAPID"が、大阪・心斎橋のラグジュアリーホテル「W大阪」W階のLIVING ROOMで開催される。
LINES
インスタレーションをはじめ絵画や立体など多様な表現方法を用いた作品を国内外で発表する鬼頭健吾。展示作品「LINES」は、継続的にテーマとして展開される「せん」についての考察を重ねるインスタレーションです。ソリッドな素材による作品は、街の有機的な人の動きや景色と連動し、視界に広がるユニークな存在として、思考をしたり、移り変わる景色の様を見て楽しんでいただけます。
会期:6月7日(金)~ ※会期はOAD2024サイトをご覧ください。
場所:なんばカーニバルモール(なんばエリア)
参加クリエイター:鬼頭健吾
Follow the Reflections
会期:5月17日(金)~6月15日(土)
場所:TEZUKAYAMA GALLERY(心斎橋エリア)
参加クリエイター:鈴木雅明
TEZUKAYAMA GALLERYではおよそ18年ぶりとなる鈴木雅明の個展を開催します。鈴木が描くのは、夜の住宅街に人工の光が差す風景。それは誰もが通ったことのあるような既視感と共に、その夜の闇の中に入り込んでいくような感覚を鑑賞者に与えます。
※写真はイメージです。予告なく作品・会期・開催場所が変更、中止となる場合があります。
TRIANGLES
会期:5月29日(水)~6月9日(日) ※但し6月2日(日)は16:00まで
場所:SIDES CORE(京町堀エリア)
参加クリエイター:SIDES CORE
TRIANGLES / Pendant , Stand Light すべての⾯が三⾓形で構成された照明。光を受けた幾何学的なフォルムは⾒る⾓度によって⾯の⾊や表情が変化する。住宅からコンテンポラリーまで多様な空間に調和するTRIANGLES 新⾊の展⽰。あわせてインテリアアイテム等もご紹介いたします。
プレイフル・デザイン・マーケット
会期:5月29日(水)~6月10日(月) ※催し最終日は午後5時終了
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場(梅田エリア)
参加クリエイター:アンビエンテック / カレ など
"プレイフル"をキーワードに、⼼地よいデザインや刺激あふれるデザインを取り⼊れたライフスタイルをご提案。遊び⼼のあるポップ&キッチュなアイテムなどをご紹介します。
MATERIAL ECHO
会期:5月29日(水)~6月9日(日)
場所:graf porch(中之島エリア)
参加クリエイター:graf
"MATERIAL ECHO"は、機能やデザインで素材を選ぶ従来のものづくりを見直し、素材を前にしたときに生まれてくるデザインを重視することで、自然環境との新しい付き合い方を探る試みです。木材が家具になるまでのプロセスを紹介し、テーブルなどの展示を行います。
Maito Otake Solo Exhibition
会期:6月1日(土)~6月30日(日)
場所:Marco Gallery(船場エリア)
参加クリエイター:大竹舞人
東京を拠点に活動する彫刻家・アーティスト、大竹舞人の個展を開催します。ある構造を持った立体の生成を通じて「運動」( あるいは「運動の感覚」) を物質化させる。制作においては、 いくつかののルール(=system)を設け、その指示に従って単純な行為を繰り返すことにより、自身の身体 を道具のように扱います。
※写真はイメージです。予告なく作品・会期・開催場所が変更、中止となる場合があります。
『⽇常の中の洗練』NATADORA New Collection
会期:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:アクタス‧⼼斎橋店(心斎橋エリア)
参加クリエイター:NATADORA
"洗練された美しさと永く愛⽤できる強さ、⽇常に溶け込み世界で受け⼊れられる普遍性があること"をブランドコンセプトとしたファニチャーブランド「NATADORA(ナタドラ)」のソファが集結します。建築的で洗練された、時代も国籍も超える普遍的な魅⼒を湛えたNATADORAコレクションと、彼らが⽣み出す上質な世界観をご堪能ください。
空間の欠片(かけら)
会期:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:カッシーナ‧イクスシー⼤阪店 (船場エリア)
参加クリエイター:池⽥励⼀ / ハタノワタル
空間デザイナー・池⽥励⼀と黒⾕和紙作家・ハタノワタル、それぞれの思考が空間の装置として落とし込まれる共同インスタレーション。いくつかの断⽚的な要素"⽋⽚"を空間に与え、物質存在の大枠を肯定することで、⼈や物の在り⽅、繋がり、分離といった関係性を辿ることが可能となる。空間要素を⼊⼿したピンと張り詰めた静寂な空気が漂う場所で、ディテールや質感と対話をします。
Ones Home DECO POP UP STORE
会期:5月29日(水)~6月25日(火)
場所:WAILEA御堂筋(淀屋橋・本町エリア)
参加クリエイター:Ones Home DECO meets Soufian & Zarib
モロッコの先住⺠族ベルベル⼈、ベニワレン族が⼿織りで作る絨毯、ベニワレン。⾃然をモチーフにしたシンプルかつ独特な模様で知られています。今回展⽰するのは、ベニワレンに最先端のデザインを取り⼊れたコレクション。ストーリーのあるファブリックを展開する「Ones Home DECO」とモロッコのカーペット商「Soufian & Zarib」による、奥深いモロッコカーペットの世界をお楽しみください。
特別展「梅津庸⼀ クリスタルパレス」
会期:6月4日(火)~10月6日(日)
場所:国立国際美術館(中之島・北浜エリア)
参加クリエイター:梅津庸一
本展覧会では、2000年代半ばよりはじまる美術家‧梅津庸⼀の活動を総覧し、「ものをつくるとは何か?」という根本的な問いに挑みます。それは、「美学」と「政治」のいずれにも偏らない美術のあり⽅を考えることにもつながるでしょう。
※写真はイメージです。予告なく作品・会期・開催場所が変更、中止となる場合があります。
Special Event
「祈りのデザイン」
三澤遥・鬼木孝一郎&原田祐馬トークイベント
三澤遥⽒(⽇本デザインセンター)と⻤⽊孝⼀郎⽒(⻤⽊デザインスタジオ)が取り組んだ『Paper Altar』(紙の専⾨商社・⽵尾と若林佛具製作所の共同プロジェクト。2024年5月24日発売)についての話を発端に、祈りという精神⽂化をかたちにすること、⽣活習慣とデザインとの折り合いの考え方、素材との向き合い⽅など、広いテーマでトークします。モデレーターをUMA/design farm代表の原⽥祐⾺氏が務め、服部天神宮のお守りや絵⾺などをデザインしている観点から、祈りのデザインをテーマにトークイベントを行います。
会期:6月23日(日) 14:00~(受付開始) 14:30~16:00
場所:芝川ビル 大阪市中央区伏見町3-3-3(地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅)
※詳しくはOAD2024サイトをご確認ください。
Events ※下記はイベントの一部です。詳しくは出展場所のサイト等をご覧ください。予告なく作品・会期・開催場所が変更、中止となる場合があります
Stamp Rally Campaign
会場をめぐって、こだわりのアイテムを手に入れるエリア周遊型スタンプラリーを実施。
【手順】
1、二次元コードを参加者のスマートフォンなどの端末で読み取る
2、必要事項を回答
3、スタンプスポットでスタンプ用二次元コードをスキャンしてスタンプをゲット
4、スタンプ5個につき1回、こだわりアイテムへの応募が可能
※詳しくはOAD2024サイトをご覧ください。
Supporters、Partners
About
名称:Osaka Art & Design 2024(大阪アート&デザイン2024)
会期:2024年5月29日(水)〜6月25日(火) 4 週間
コンセプト:Resonance〜共鳴の拡張〜
エリア:梅田、堂島、中之島、天満、京町堀、南船場、心斎橋、なんば他大阪市内各地
会場:オープンスペース、ギャラリー、ショップ、百貨店、商業施設
主催:大阪アート&デザイン2024実行委員会
大阪ターミナルビル株式会社/株式会社大丸松坂屋百貨店/
株式会社髙島屋大阪店/株式会社阪急阪神百貨店/南海電気鉄道株式会社/
阪急電鉄株式会社(業務代行:阪急阪神不動産株式会社)/
一般社団法⼈梅田1丁目エリアマネジメント
出展者:国内外から集まるクリエイター(アーティスト、デザイナー)、ブランド、
ギャラリー、ショップ、その他施設・企業など(55箇所)
プロデュース:総合プロデューサー 青木昭夫 ( DESIGNART )
キービジュアルデザイン:芝野健太
Osaka Art & Design 2024公式サイトはこちら osaka-artanddesign.com
Contact
イベント全般に関するお問い合わせ
大阪アート&デザイン2024 実行委員会事務局 小野田/平井
info@osaka-artanddesign.com