2024年3月1日
一般社団法人日本スタートアップ支援協会
阪急阪神不動産株式会社
日本スタートアップ支援協会と阪急阪神不動産は、阪急大阪梅田駅2階・中央改札口外側すぐに開業した、人々が交流する機会を創り出す場所「阪急阪神MEETS」にて、合同でピッチイベント「阪急阪神不動産 事業共創AWARD」を2月29日(木)に開催しました。
その結果、最優秀賞に"ご褒美"と"繋がり"によってランニングが楽しくなるアプリ「Runtrip」を提供する「株式会社ラントリップ」を選出しましたので、お知らせします。
本イベントは、複数のスタートアップ企業が、テーマに沿ってプレゼンテーションを行うピッチコンテストです。入賞者は、阪急阪神不動産との協業や実験検証が実現できるほか、日本スタートアップ支援協会が設立したファンドから最大1,000万円までの出資が得られることなどを賞典としました。
最優秀賞を受賞した「株式会社ラントリップ」は、ピッチテーマの一つである「阪急阪神のオフィスで働くオフィスワーカーの運動不足を解消するソリューション」に、寄与する可能性が高く評価されました。
阪急阪神不動産より最優秀賞を含む合計6つの賞を、また、日本スタートアップ支援協会より協会ファンドから出資金として最大1,000万円※が授与される【THE JSSA HANKYUHANSHIN AWARD賞】を、それぞれ以下の通り各社に授与しました。
※任意で協会ファンドからの出資を受ける権利を獲得(500~1,000万円まで、出資比率10%まで)。
○ 最優秀賞 および THE JSSA HANKYUHANSHIN AWARD賞 株式会社ラントリップ
代表者 |
代表取締役CEO 大森 英一郎 |
URL |
https://corp.runtrip.jp/ |
事業概要 |
"ご褒美"と"繋がり"によってランニングが楽しくなるアプリ「Runtrip」 |
○ 全体テーマ優秀賞 Cloudpick Japan株式会社
○ 個別テーマ優秀賞 maaūu Real Estate E-Com Platform
○ 技術賞 株式会社テクサー
○ アイデア賞 株式会社バカン
○ オーディエンス賞 hab株式会社
なお、『阪急阪神不動産 事業共創AWARD』のピッチテーマは、次の6点でした。このテーマに対して解決策となり得るサービスやコンテンツを持ったスタートアップ企業を採択しました。
◆阪急阪神不動産が求めるサービス&プロダクト提案内容(ピッチテーマ)
【全体テーマ(計5テーマ)】
1.デジタルと融合したリアル空間での新しい体験を提供
バーチャルサービスでは実現できないリアルならではのサービスを体験できる。/リアルならではのコト消費・体験が生まれるフラッグシップの集積で都市部に賑わいが生まれ、まちへ出掛けるのが待ち遠しくなる 等
2.魅力的なつながり・理想的なコミュニティ形成に貢献
クローズドSNS等とリアルの場をつなぐサービスによって、安心して人と人、組織と組織が交流し、より魅力ある日常を楽しめる 等
3.情報・サービスのパーソナライズ化で一人ひとりに最適な体験を提供
デジタルマーケティングが進展し、欲しい情報・サービスへタイムリーにアクセスできる。/ハードの制約を個別の情報発信やデジタルサービスによって支援し、ダイバーシティ&インクルージョンが実現され、誰もが行きやすい・暮らしやすい街になる 等
4.時間・資源の有効活用で生活と経済のスマート化に貢献
デジタルにより時間的・空間的制約から解放され、欲しい時にサービスを受けやすくなる。/デジタルを使って所有から利用へシフト。ライドシェアやカーシェアに加えて、家(不動産)のシェアも活発になり、住まいの可能性が広がる 等
5.データの活用で健康・環境・安全に関わる社会課題の解決に貢献
データの民主化(情報のアクセス容易性+センシング等の技術進化)とAI活用により、ビックデータから得られるさまざまな情報が可視化され、課題が生じる前に防ぐことができる 等
【個別テーマ(計3テーマ)】
1.阪急阪神のオフィスで働くオフィスワーカーの運動不足を解消するソリューション
2.梅田のビジネスパーソンを救うランチ難民マッチングソリューション
3.関西の不動産購入や不動産投資における『インバウンド』顧客対応の様々な壁を解消するソリューション
以 上
ご参考
【一般社団法人日本スタートアップ支援協会 概要】
当協会の役割は、スタートアップ企業に優秀なメンターや良質な資金調達、ベンチャーフレンドリーな大企業とのネットワークを提供することと考えています。スタートアップ企業、上場やM&Aを実現した経営者、大企業、証券会社、監査法人、銀行、エンジェル、VC、メディア、士業の専門家が最大のパフォーマンスを発揮しながらも共存できる、ベンチャーエコシステムを日本に構築することを目指しています。
<特徴>
1.70名の上場経験のある創業経営者がメンタリング・壁打ちで経営課題の解決に導きます。
2.協会顧問のエンジェル、VC、事業会社、銀行からの最短最速での資金調達を実現させます。
3.スポンサーや顧問企業からトップラインにつながる上場企業を随時紹介します。
<代表理事:岡 隆宏>
夢展望株式会社(2013年マザーズ上場)を創業。2015年に実質バイアウトしたのち、2016年7月から日本に"ベンチャーエコシステム"を構築するために、現在上場企業の創業経営者仲間50名以上、スポンサー18社の協力を得て当協会を運営中。上場前後に陥る失敗体験の継承に努め、また自身の30数年間の川上から川下まですべてを経験したバランス力を活かしながらアドバイスを行っており、企業価値の最大化を支援しています。
・商 号: 一般社団法人日本スタートアップ支援協会
・代 表 者: 代表理事 岡 隆宏
・所 在 地: 〒560-0021 大阪府池田市畑1-6-28
・設 立: 2016年7月
・事業内容: IPO&M&Aを目指すベンチャー企業に特化した経営支援
・U R L: https://www.yumeplanning.jp/
【阪急阪神不動産 概要】
総合不動産デべロッパーである阪急阪神不動産は、スタートアップとの共創を通じてお客さまへの新たな価値提供に取り組んでいます。
・商号(英文名):阪急阪神不動産株式会社(Hankyu Hanshin Properties Corp.)
・代表者: 諸冨 隆一
・本社所在地: 大阪市北区芝田一丁目1番4号 阪急ターミナルビル内
・設 立: 1947年2月17日
・営業種目: オフィス・商業施設の賃貸、不動産開発、エリアマネジメント、
不動産ファンド、マンションの分譲・賃貸、戸建住宅・宅地の
分譲、仲介、リフォーム、賃貸管理、土地活用 など
・URL: https://hhp.co.jp/
※記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です