原川

海外プロジェクトで
視野と知見をさらに広げ
新たなビジネスチャンスも
掴みたい。

  • 海外
  • 海外住宅事業部
    Hankyu Hanshin Properties (Thailand) Co., Ltd.出向
  • 原川
  • 2016年入社 | 工学研究科 建築学専攻修了
私の開拓精神
私の考える「開拓者」とは、「自分の仕事を好きになれる人」です。与えられた仕事に対して得意・不得意があるのは当たり前ですが、どんな仕事でも自分が面白いと思えるところを見つけられたら、改善のアイデアも出てくるはず。私自身まずは業務内容を理解して、好きなところを探し、楽しく仕事ができるよう心がけています。

阪急阪神不動産に入社を
決めた理由

私が阪急阪神不動産を選んだ決め手は、「建築へのこだわりを持った社風」と「社員の人柄の良さ」です。
大学院で都市計画を学ぶなか、建物を利用して利益を得るという不動産デベロッパーに強く興味を持ちました。そこで就活中に当社の説明会や見学会に参加したところ、阪急阪神不動産では自社のデザインコンセプトから「お客様目線」で一つひとつの建物を創っていることを知り、利益だけを追い求める不動産デベロッパーではない社風を感じたのです。
また人事の方をはじめ、社員の皆さんもとても接しやすく、穏やかな方が多かったのも魅力でした。入社後から今までそのイメージが変わったことは一度もなく、自分の印象は間違っていなかったと思います。ひとつ良いギャップがあったのは、皆さん優しいだけでなく、仕事の上ではしっかりと強い芯も持った方が多いことです。建築への情熱だったり、豊富な知識量だったり、それぞれの芯に触れて刺激をもらえることが、社会人として自分の成長にも大きくつながっていると感じます。

原川

現在の仕事内容

海外住宅事業部では主に東南アジアの住宅事業を手がけており、そのなかで私はタイの現地法人であるHankyu Hanshin Properties (Thailand) Co., Ltd.に出向しています。ここでは現地企業と共同で土地を購入し、現地企業が事業推進を担当。駐在員は各プロジェクトの開発スケジュール管理、販売状況や施工品質の確認、必要に応じた事業改善の促進が主な業務となっています。ただ実際は現地企業の推進業務にかなり入り込み、設計・施工・販売のミーティングで意見を出して、事業計画の変更や改善を加えることもあります。
赴任当初は言語も文化も違うタイで日本人としてどれくらい意見を出していいのか戸惑ったり、意見を言って採用されなかったりしたことも。そこから少しずつタイの文化や価値観を学び、今では多くの意見を反映してもらえるようになってきました。また各プロジェクトの財務状況や現地法人の管理も担っているため、日本国内で行っていた業務だけでは学べなかった知識も多く得ています。

原川

阪急阪神不動産で
これから挑戦したいこと

海外住宅事業に関わる以前も、マンション販売担当(大阪)、首都圏マンション事業推進担当(東京)として、様々な経験をしてきました。しかし駐在員としてタイの現地企業とプロジェクトを進めるなか、日本にいた時の自分の視野がいかに狭かったのかを痛感。海外では「どうやって自国にない外国企業のチカラを取り込み、他社に負けない事業形態を創りあげていくか」という意識が強く、外に目を向ける機会が多々あります。また事業リスクや事業の改善点が財務的な着眼点から生まれることもあり、必要な知識が多岐にわたります。
日本の不動産事業も今後は「土地を買って開発する」だけでは成り立たなくなる未来が予測されるでしょう。ですから私は短期的には海外でさらに経験を積み、スキルアップすることが目標です。そして長期的には住宅事業にかかわらず、より多くの不動産知識を増やし、多様なビジネスチャンスを自分で見つけて仕掛けていける人材になりたいと考えています。

How to take a break
OFFの過ごし方

写真はタイ現地法人のメンバーと自然豊かなタイの観光地に社員旅行に出かけた時のもの。タイは日本より国土が大きく近隣諸国も多いので、国内外問わず旅行できる場所がたくさんあり、旅費が安く抑えられるのも嬉しいポイントです。こっちに来てから日本人だけでなくタイ人や他国の友人もでき、英語とタイ語を学び、仕事もオフタイムもすごく充実しています。

原川

Daily Schedule
1日のスケジュール

08:30

出社

自社オフィスでまずはメールチェック。

09:30

工事現場の確認

工事中の物件にタイ人スタッフと足を運び、進捗状況や品質の確認を行う。

12:00

昼休憩

タイ人スタッフと現場近くのレストランで雑談しながらランチ。

13:00

工事打ち合わせ

現地企業オフィスで工事の進捗状況報告や品質についての打ち合わせ。

15:00

設計定例会議

現地企業オフィスで設計中物件の設計定例会議に参加し、進捗状況の確認。

17:00

資料作成

新規案件の参画用資料作成や、タイ人スタッフの作成した議事録の確認などを行う。

19:30

退社