ジオ千里中央【旧:新千里北町第二団地】
概要
- 所在地:大阪府豊中市新千里北町
- 敷地面積:24,160.06㎡
- 地域・地区:第1種中高層住居専用地域一部第2種高度地区
構造・規模 | 総戸数 | 竣工 | |
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従前 | 鉄筋コンクリート造 地上5階建14棟 |
280戸 | 1967年 |
従後 | 鉄筋コンクリート造 地上15階地下2階建8棟 |
514戸 | 2015年 |
建替えヒストリー
04年 | 団地再生検討委員会を設立し、各種調査開始 |
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08年11月 | リーマン・ショックにより建替え検討中断 |
09年6月 | 新・建替え検討委員会が発足 |
10年5月 | 阪急阪神不動産(当時阪急不動産)を事業協力者として選定 |
12年3月 | 団地一括建替え決議 |
10月 | 解体工事着手 |
13年6月 | 新築工事着手 |
15年3月 | 竣工・引渡し |
280世帯の円滑な合意形成で、建替え決議から半年で全戸明渡しが完了。
「ジオ千里中央」は、北大阪急行電鉄の千里中央駅から徒歩14分の閑静な住宅街に立地しています。建替え前の「新千里北町第二団地」は、1967年に旧日本住宅公団により分譲された集合住宅でした。2010年に阪急阪神不動産(当時阪急不動産)が事業協力者に選定され、建替え基本計画を策定。その後、各種説明会や相談会を定期的に開催して280世帯の合意形成に努めました。2011年には建替え実施計画を策定し、多くの賛同を得られたことから建替え決議へと踏み切り、翌2012年3月に団地一括建替え決議が95%の高率で可決されました。
その後、建替え推進委員会を中心とした権利者様同士の信頼関係と迅速な情報共有により従前資産売買契約・住戸明渡しが順調に進み、同年9月末には建替え決議から半年という短期間で全戸明渡しが完了しました。
新しく建設されたマンション「ジオ千里中央」は、総戸数514戸、地上6~15階建の8棟と様々な用途で利用できる共用施設を配した共用棟1棟で構成されています。環境配慮への取組みとして、太陽熱温水パネルとガスコージェネレーションを併用した省CO2技術の導入や、LOW–eガラス・LED照明を採用。緊急時非常用浄水装置やかまどベンチ、マンホールトイレなどを格納する防災備蓄倉庫を設置し、災害時対策を強化しています。
かつて「新千里北町第二団地」に存在した複数の公園には、「ぶた公園」や「うさぎ公園」と名称がつくほど象徴的な動物モニュメントが点在していました。「ジオ千里中央」では、これらの動物モニュメントを新築の“陽だまりの庭”に移設し、往時の記憶の継承を図っています。
陽だまりの庭
オーナーズラウンジ