ジオメゾン新千里東町【旧:深谷第二住宅】

概要
  • 所在地:大阪府豊中市新千里東町
  • 敷地面積:10,625.12㎡
  • 地域・地区:第1種中高層住居専用地域 第2種高度地区
構造・規模 総戸数 竣工
従前 鉄筋コンクリート造
地上4階建7棟
120戸 1968年
従後 鉄筋コンクリート造
地上10階建
地下1階地上14階建
218戸 2003年
建替えヒストリー
90年4月 「建物リフレッシュ検討委員会」発足
94年4月 「建物リフレッシュ検討委員会」を「建替推進委員会」の名称変更
95年8月 プロポーザルコンペにて阪急グループを事業協力者に選定
01年8月 区分所有者の全員合意
解体工事着手
02年1月 新築工事着手
03年8月 竣工・引渡し

バブル崩壊などの種々の課題を克服し、全員合意の建替えを実現。

駐車場屋上

「ジオメゾン新千里東町」は、北大阪急行電鉄のターミナル、千里ニュータウン最大の地区センターである「千里中央」駅より徒歩7分、千里東町公園の木々に囲まれた閑静な住宅街に位置しています。建替え前は、「深谷第二住宅」として1968年に大阪府住宅供給公社によって分譲された住戸数120戸の団地でした。

同団地の管理組合は、建物の老朽化や他団地の建替え機運の高まりなどをきっかけに、1990年よりマンションの今後の取組みについて考える「建物リフレッシュ検討委員会」を立ち上げられました。修繕ではなく建替えにより団地の再生を進める方針を固められ、「建替推進委員会」への名称変更を経て建替えの検討を推進され、バブル崩壊後の経済低迷期のなか、粘り強い合意形成により2001年に全員合意が実現されました。

2003年8月、総戸数218戸のマンション「ジオメゾン新千里東町」が竣工し、新たな生活がスタートしています。

阪急阪神不動産(当時阪急電鉄)は、同団地管理組合が実施したプロポーザルコンペにより1995年9月の臨時総会で事業協力者として選定され、竣工まで約8年間にわたり、管理組合および建替推進委員会とのパートナーシップを継続し、コンサルティング業務およびデベロッパー業務を推進しました。