一度、建替え協議の中断がありながらも、最終的には95%の高い賛成率で建替え決議が実現できた理由を伺いました。
Q.01
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阪神淡路大震災の影響で建物にクラックが生じたことや、居住者の高齢化が進んでエレベーターが無いことの不便さが増してきたことなど、様々な問題が出てきました。
築40年余りが経過し、水道管、ガス管、電気容量等々の設備や建物自体の老朽化が進み、安心安全に住み続けることが困難になりました。改修も検討しましたが、その費用ほどに効果が十分ではないことがわかり、建替えを検討することになりました。
Q.02
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リーマンショックによる経済変動の煽りで中断していた建替えへの取り組みを再度進めることになったのですが、そんな社会状況の影響で事業協力体制の構築が難しい時期でした。でも、阪急阪神不動産は建替えに関するノウハウを豊富に持っておられたので、事業を堅実に進めることができました。
区分所有者は、団地内に居住する人と外部に居住している人に分かれ、建替えに対する考え方も異なりました。合意形成には、阪急阪神不動産にも大いに手伝ってもらいました。きめ細かく対応してもらったので、外部居住者全員から建替えへの賛成を得られたのだと思います。
Q.03
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阪急阪神不動産の担当者は地権者とのコミュニケーションを大切にしてくれます。話し合いを重ねて打ち解けるという人間味のあるお付き合いで、安心できたのが一番大きかったでしょうね。高齢者の一人住まいの方からも評判がよかったので、理事長として非常にやりやすかったです。
従前の新千里北町第二団地があった証を残したいと相談したところ、新設する広場に従前団地の写真をレリーフとして残してくれました。また、従前の団地内公園にあった動物の形の遊具も広場で再利用してくれました。地権者の心をくみ取ってもらって感謝しています。