LIVING STYLE2025住まいの未来LIVING STYLE2025住まいの未来
HISTORY 活動実績

2019/5/10

大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」で
集合住宅内のシェアリングサービスの実証実験を実施

阪急阪神不動産株式会社では、大阪ガス株式会社の実験集合住宅「NEXT21」(※)で、アプリを使った集合住宅内のシェアリングサービスの実証実験を行います。

※「NEXT21」は、近未来の都市型集合住宅のあり方について、環境・エネルギー・暮らしの面から実証・提案することを目的に、大阪ガスの社員とその家族が実際に居住して実験に参加し、ともに考えていくための大阪ガスの実験集合住宅です。

この取組みは、集合住宅の共用備品はもちろんのこと、そこにお住まいの個人が所有する物や個人のスキルを集合住宅内でシェアするという実証実験を行うことで、未来の集合住宅の新たな可能性を探り、新しいライフスタイルを検討するためのものです。

「NEXT21」外観

今回の実証実験では、「NEXT21」の入居者にシェアリングアプリを利用したシェアリングサービスのある生活を体験していただき、シェア活動の頻度やコミュニティ形成の変化などの検証等を行います。

実証実験の概要

1.目的

①シェアリングアプリ(※)を用いた小規模物件でのシェア活動(モノ・スキル)の検証

②シェアリングアプリの使い勝手の把握

※株式会社グッドタイミングが提供するアプリを利用します。

2.対象者

大阪ガス株式会社の実験集合住宅「NEXT21」の入居者(12世帯)

3.内容

①共用備品のシェア

「新しい趣味のため、「たまに」のためにわざわざモノを購入できない」「大きなモノを置くスペースがない」などの悩みを解決するため、様々なライフスタイルに合わせた物品を共同所有し、居住者に提供するサービスです。

②個人の“モノ”のシェア

「持っているけど普段は使わない」「ちょっと使いたい・ちょっと試してみたいけどわざわざ購入するのは気が引ける」といった個人が所有するモノをシェアするシステムです。

③個人の“スキル”のシェア

「できること」、「得意なこと」、「してほしいこと」などの個人のスキルをシェアするシステムです。

4.スケジュール(予定)

2019年4月中旬
対象者への事前アンケートを実施
2019年5月12日
サービス提供開始(実証実験開始)
2019年12月中旬
サービス提供終了(実証実験終了)

2018/7/7-8

住まいに関する大型イベント
「阪急阪神LIVINGフェス 2018」にてコンセプトを展示しました。

2018年7月7日、8日に阪急百貨店うめだ本店にて開催された、住まいに関する大型イベント「阪急阪神LIVINGフェス 2018」にて、「LIVING STYLE 2025住まいの未来」のコンセプト「一棟まるごとHOMEな集合住宅 not HOUSE , but HOME」を展示しました。今回の展示では、次の3つのキーワードに基づいたユニークな住まいの形をご提案しました。

「阪急阪神LIVINGフェス 2018」LIVING STYLE 2025 展示スペース

1.SHARING[開かれた集合住宅]
2.AGING[変化し続ける集合住宅]
3.FEELING[五感に響く集合住宅]

まず、1.SHARING[開かれた集合住宅]では、集合住宅の住民同士でモノ・スキル・空間をシェアする試作中のアプリをご体感いただきました。次に、2.AGING[変化し続ける集合住宅]と3.FEELING[五感に響く集合住宅]に関しては、それぞれ3種類の集合住宅を提案し、来場者の皆様には最も好ましい集合住宅を投票していただきました。なお、「阪急阪神LIVINGフェス 2018」の模様は「阪急阪神すまいのコンシェル イベントレポート」に掲載していますので、ぜひご覧ください。当日ご覧いただいた、本コンセプトに対する建築家 隈研吾氏のコメント動画を公開しました。

阪急阪神LIVINGフェス 2018のレポートはこちら
http://8984.jp/column/eventreport/event180707-02/

2018/6/21

コンセプトを確立しました。
「一棟まるごとHOMEな集合住宅」 not HOUSE, but HOME

2025年の集合住宅の在り方を考える上で、私たちは住まいと暮らしを取り巻く大きな社会変化として、女性の社会進出、高齢者の単身世帯増加、職住近接・テレワークの浸透、シェアリングエコノミーの浸透、AIやロボットの日常生活への浸透といった社会課題に着目しました。
次に、そこから発生するニーズや問題を抽出して『時間をうむ、つくる集合住宅とは?』というCreative Question(新しい可能性を探るための問い)を策定しました。これを基にワークショップや議論を重ね、コンセプトを導き出しました。
そのコンセプトが 『 一棟まるごとHOMEな集合住宅 not HOUSE, but HOME 』です。

阪急阪神不動産が考える
”2025年の集合住宅の在り方”とは?

着目した「住まいと暮らしを取り巻く多くな社会変化」

  • 女性の
    社会進出
  • 高齢者の
    単身世帯増
  • 職住近接
    テレワークの浸透
  • シェアリング
    エコノミーの浸透
  • AIやロボットの
    日常生活への浸透

これらの社会課題に対して、集合住宅という特性を活かした私たち阪急阪神独自の見解を見い出すために、
「五感の気持ちよさ」といった個人の欲求から、「プライバシーとコミュニティのバランス」といった公私の関係性、
「自分たちのこだわりを実現」するためのバーチャル/リアルの融合など、あらゆる論点を徹底的に議論。

Creative Question

時間をうむ、つくる集合住宅とは?

「一棟まるごとHOMEな集合住宅」 not HOUSE, but HOME

集合住宅のどこにいても、まるで我が家にイルカのような安心した気分につつまれる。
テクノロジーの積極活用と、関わり合いの仕組み化で、そんな時間を生み出していく集合住宅。

心地よさと効率化の追求テクノロジーを活用することで、プライベートな空間や時間で”HOME”を感じられる仕組み快適さを追求することで心理的な時間のゆとりを創出家事の自動化などを取り入れ物理的に時間を創出他者との関わりづくり自分の資源を共有することで集合住宅全体が”HOME”に感じられる仕組み自分のモノ・コトを共有し合う仕組み帰属意識を醸成する場づくり 心地よさと効率化の追求テクノロジーを活用することで、プライベートな空間や時間で”HOME”を感じられる仕組み快適さを追求することで心理的な時間のゆとりを創出家事の自動化などを取り入れ物理的に時間を創出他者との関わりづくり自分の資源を共有することで集合住宅全体が”HOME”に感じられる仕組み自分のモノ・コトを共有し合う仕組み帰属意識を醸成する場づくり

単にすむ場所としての家(HOUSE)から、
エントランスに足を踏み入れただけで
我が家を感じることのできる集合住宅(HOME)へ。

イラスト:イスナデザイン(一瀬健人 + 野口理沙子)

「テクノロジーを活用して心地よさを追求した暮らし」と、「地域と居住者同士の心地よい関係が保たれた暮らし」。
2つの住まい方が相乗効果を生み出し、単に住むだけの“HOUSE”から、心がほっと安らぐ“HOME”としての住まいにしていきます。
それは、エントランスに足を踏み入れただけで「帰ってきた」と心が落ち着く、自室ではなくとも我が家を感じることのできる集合住宅です。
“住まいの未来”と聞くと、モノのインターネット化と呼ばれる「IoT」を駆使し、自動化されたスマートハウスなどを連想しがちですが、私たちは単なる効率性の追求ではなく、2025年にそれでも人が集う意味を議論し続け、その結果たどりついたのが、この『 一棟まるごとHOMEな集合住宅 not HOUSE, but HOME 』なのです。
個人のライフスタイルに寄り添いながら、人と人が自然に交わり助け合えるような住まい、それこそが未来に求められる集合住宅ではないかと私たちは考えています。
これまでの専有部・共用部という単なる空間の仕切り方だけに捉われず、周辺地域まで広げて人が関わり合える仕組みを構築することで、誰にとっても心地よいコミュニティがそこにある、そんな集合住宅の実現を目指していきます。

2017/9/7-11

「ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2017」を視察してきました。

LIVING STYLE 2025を探求する中で、新たなインスパイアを受けるべくプロジェクトメンバーでARS ELECTRONICA FESTIVAL 2017を視察してきました。今年は「-AI The Other I-」というテーマにおいて、AIと人の関係性を追求した様々な視点から捉えられた作品が出展されていました。
現地では、主にFuture Innovators Summit、出展作品、STARTS Prizeの3つのコンテンツを取材し、あらゆる視点から 議論を深めてきました。
また、アルスエレクトロニカとの提携企業向けに開催されているガイドツアー(主催:株式会社博報堂)にも参加し、活動出展作品などの解説を聞くことでさらに見識を深め、私どもと同様にアルスエレクトロニカと活動をしている企業様との交流の中で新しい気づきも得られました。
特にFuture Innovators Summitのディスカッションテーマにあった「Future Home」のワークショップを体験したことで、私どもが思い描く未来の集合住宅の方向性に自信を持つ事ができました。

以下に体験談を記載します。

Credit: Kimchi and Chips

Credit: Florian Voggeneder

Credit: Florian Voggeneder

体験談

AIをテーマとしつつも、単にAIを使った先端技術の展示ではなく、AIがもたらす将来への期待感と目に見えない不安を作品として目に見えるように、あるいは実体験できるよう工夫されていました。
作品を通して、西欧ではあくまでロボットを道具(手段)の一つとし、人の能力を超越しすぎた先には脅威となりうる可能性を持ち得るという捉え方をしているようにも感じました。一方で、AIBOにみられるようなロボットとの共生や愛着までも感じてしまうような日本の作品展示が印象的で、ロボットに対する考え方、距離感が西欧と日本では少し異なるように見受けられました。
また、心をとらえる、ついつい触ってしまう、立ち止まって体験したくなるような興味を惹かれる展示は複雑につくりこまれたものよりも、実はシンプルなものが多かったように思いました。
これらは未来の住まいを考えるうえで、ヒントにもなり得ると感じました。

2017/7/10-11

アルスエレクトロニカと住まいの未来を考えるワークショップを実施しました。

2025年の集合住宅の在り方を構想・開発する為に、総勢13名でアルスエレクトロニカがあるオーストリアのリンツを訪問しました。日本でのワークショップを経て、7月10~11日の2日間アルスエレクトロニカセンターの見学など、アルスエレクトロニカの未来へ向けた姿勢を現地で体感することでインスピレーションを高めて、社会的使命を言語化していくワークショップを実施しました。現地でのフィールドワークで五感を活かし、見て感じる事、聴いて感じる事、触れて感じる事など、あらゆる物事からインスピレーションを受け、これらの体験から未来起点で発想する視点を身につけることができました。

2017/5/23

世界最高峰のコミュニケーション・インタラクション研究・開発機関
「アルスエレクトロニカ」から得た知見をもとに新しいライフスタイルを構想

「今後、生活環境が大きく変化する未来においても、人々は集まって住むのだろうか?」
この問いをスタートに、未来に通用する住まいの在り方を示し実現していくために、プロジェクトの第一歩として世界的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ(ArsElectronica)」とワークショップを実施し未来への洞察を深めました。
また、彼らからのインスピレーションに加え今後は、富士通デザイン株式会社との共創で、未来のヒト・住まい・街が求めるであろう価値をデベロッパーとして独自に探求し、未来の住まい像を提案してまいります。

Photo: Nicolas Ferrando, Lois Lammerhuber /アルスエレクトロニカ・センター

アルスエレクトロニカとは

オーストリア・リンツ市を拠点に、過去35年以上に渡り、「先端テクノロジーがもたらす新しい創造性と社会の未来像」を提案し続けている世界的なクリエイティブ機関です。「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」を通し、クリエイター、アーティスト、技術者、科学者たちの世界規模のクリエイティブ・コミュニティを形成してきました。またR&D部門の「アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ」は先端テクノロジーが持つ可能性を、新しい商品や未来コンセプトモデル開発、新しいエンターテインメント(感動体験)として創り上げる世界最高峰の技術を有しており、地域再生にとどまらず、通信、自動車、家電、公共施設、商業施設等、様々な領域におけるイノベーションに貢献しています。欧州企業だけでなく、日本企業との協働プロジェクトも多く手がけています。