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関西を代表する商業都市・梅田。その中心に新たな息吹をもたらすべく生まれたグラングリーン大阪。ここには、開発チームの細やかなこだわりと情熱が詰まっています。本記事では、グラングリーン大阪のまちづくりに込められた思いをお届けします。
INDEX
"選ばれるスポット"への挑戦
関西随一の商業都市・梅田で新たに展開するグラングリーン大阪の商業スペース。そのカギは確固たる競争力を備え「既存の多くの施設の中にあっても、とりわけ魅力的な新しい選択肢の一つ」になること、私たちはそれを強く念頭に置きました。
例えば他施設との差別化のために力を入れたのは、路面式の店舗展開。百貨店が集まる梅田には、これまでそうした店舗が少ない一方、テナントからの確かなニーズがあったのです。私たちはそこに活路を見出しました。
グラングリーン大阪のコンセプトに共鳴したテナントにお集まりいただき、百貨店とは異なり「まちを歩きながら発見し、楽しむ」というスタイルの商業スペースが実現しています。ショッピングを楽しむ大人はもちろん、お子さまも思い切り楽しめる公園を中心に据えたことも意義深いですね。これまで梅田に買い物に訪れる客層にはなかった「未就学のお子さまがいるファミリー層」にとっても訴求力あるまちとして、新たな人流を作り出せると考えています。
北館1階 gardens umekita by kohnan
北館1階 パタゴニア 大阪・梅田
日常と非日常が交わる場所
かつては、とっておきのものを買いにくる「非日常感」が梅田の醍醐味でしたが、近年はマンションが増え「住むまち=日常」としての顔も備えています。そんな梅田の新旧の良さが共存する場所としての魅力を届けるのも、商業スペースの大きな役割。グラングリーン大阪の商業スペースで非日常性を提供するサービスの好例として、アジア初進出となる"食と文化"を体験できるフードマーケット「タイムアウトマーケット大阪(2025年3月21日開業予定)」があります。
ここでは食と文化が融合し、国内外の訪問者に楽しんでいただける国際交流拠点としての役割も担います。
常にテナントや受け手の視点に立ちながら、デベロッパーとしてできることは何か...。私たちはテナントの皆さまと共に、双方の夢を形にする場所としてグラングリーン大阪を創り上げました。
サウスパーク SIK eatery
サウスパーク TALKS cafe & bar
公園という"サードプレイス"の力
2024年9月6日 オープニングセレモニーの様子
来場者の方々が公園でくつろぐ姿や喜びの声から、公園というサードプレイスが持つ無限の力を強く感じました。噴水の前で遊ぶ子どもたち、階段に腰掛けて会話を楽しむ人、芝生に寝転がって緑化空間とビル群とのコントラストを愉しむ人など、まさに私たちが思い描いていた公園での過ごし方を、多くの方が自然と体現してくださっていたのです。嬉しいことに、在京含めテレビや新聞などでも多く取り上げていただいたり、来場者の方がSNSで発信して下さったり、拡散の輪が広がっているのを実感しています。
まちとは生き物のように、住む人・訪れる人々が生み出す人の流れと活気で息づくもの。公園というセンターフィールドで人の交流とクリエイティビティが絶えず刺激されるグラングリーン大阪は、その本質を形にしたまちです。
ロゴに込めた願い
グラングリーン大阪のロゴには、6本の線が描かれています。このデザインは、前身であるグランフロント大阪の直線的なロゴから有機的な曲線へと進化しました。
太陽を表すイエローの4本の曲線、そして公園のみどりを象徴するグリーンの2本の曲線が交わり、大阪の"O"の形を表現しています。そこには、"まちから生まれるイノベーションの息吹"と、それを照らす"太陽"が一人ひとりの可能性を輝かせてほしい--という願いが込められています。
グラングリーン大阪の未来へ
商業スペース、公園、そしてそこに集う人々が織りなす新しい梅田の姿。グラングリーン大阪は、関わるすべての人々の思いを形にした場所です。
日常と非日常が交差し、新たな交流が生まれるこのまちが、未来へと続く大きな一歩となることを願っています。
『グラングリーン大阪』 そこは、人とまちが共に成長し続ける場所です。